ホストにとって、写真というのはかなり重要なものになります。
ネットで不特定の人に見られるものですし、雑誌に載ることもあります。あとはお店に来たお客様もその写真を見て選ぶことだってあります。
第一印象には少なくとも影響してきます。
見た目や容姿が全てではありませんが、良いものを撮っておくに越したことはありません。
写真次第で指名本数や売上に繋がる可能性もあるわけですからね。
そこで今回はホストが撮影するにあたって最低限知っておきたい撮影テクニックをご紹介したいと思います。
少しでも参考になれば幸いでございます。
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力は抜く
まず第一にこれは絶対です。
スタジオとかになると雰囲気もガラっと変わりますし、基本的に静かです。
なので最初のうちは緊張して仕方ないと思いますが、基本的に力が入っていたらぎこちなくなったり不自然になったりするので、なるべくリラックスして自然体のほうがいいです。
恐らく緊張していても「力を抜く」ということを意識していれば、何度か撮られているうちにリラックスできるはずですし、良いカメラマンだと尚更すぐリラックスできると思います。
新人は特に、力を抜くことが最初の課題だと思います。
これを意識することで、より良い撮影ができるでしょう。
目は限界まで開く
人は不思議と、目で物事を伝えることができます。
言葉にならない感情、気持ち、熱意など、喋らなくても伝えることは可能ですよね。
撮影に限らず、力がみなぎっている目はとても魅力的で迫力があります。逆に目に力がないと何の魅力も伝わりません。
撮影に関しても、目力ひとつで写真を取り直すか否かが決まってくるので目力というのはかなり大事です。
目力を出すには大きく目を限界まで開いて、カメラのレンズの奥(カメラマンの目)を見つめるような感覚。
案外、目というのは自分で思っているよりも開いていないことが多いので、ちょっと大げさに見開くくらいが丁度良いです。
長し目のように目線をそらすこともありますが、カメラ目線の時は目力を意識します。これ本当に意識するだけで全然違います。
アゴを引く
アゴは基本引くことを心がけます。
アゴが浮いていると不格好に見えたりバランスが崩れやすいですが、アゴを引くことでとてもスマートに見えます。
ポーズによってはアゴを浮かして、上から見下すようなものを撮る場合もありますが、基本的にはアゴは引いたほうが良いです。
しかもアゴを引くことで、より上を見るようになるので上記の「目力アップ」に繋がることもあります。
慣れてきたらアゴを引いたまま頭を左右どちらかに傾けたり、顔を横に向けたりなどしてオリジナリティを出しても良いと思います。
基本はアゴを引くことなのでここを理解した上で、頭を傾けたりしましょう。
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動きを付ける
写真は静止画なので、瞬間的に何かを伝えなければいけません。
写真を見て、棒立ちしているような何の動きも伝わらないような写真だと全く面白くありませんよね。
なので何かしらの動きを付けます。これだけで見栄えが全く違います。
極端に例えるなら、一歩足を前に出すことで歩いてる最中のように見えたり、両手を広げるだけで飛んでるように見えたり、額に手を当てるだけで物事を整理するインテリ系に見えたり。
実際は静止しているのにポーズ次第では動きを伝えることができます。
手や足を使って何かしらの動きをつけることで見栄えの良い写真になります。
イメージする
外や店内で撮影する場合はそこまで必要ありませんが、パネル写真のようにスタジオで撮影する場合は、なるべく自分が思い描いている雰囲気をイメージしましょう。
例えば、自由感を出したかったら広い大草原にいるイメージで、売れっ子・お金持ち感を出してみたかったら王者風に座ってみたり。
気持ちで内面からイメージすることで、より想像に近い雰囲気が出せます。
無論、そのままスタジオにいるような雰囲気で撮ると全く上手くいきません。
あくまで自分のための撮影なので、自分のしたいように自分がイメージしているものを写真にすると良い撮影ができると思います。
アイテムを使う
ネタ切れを起こさないように、スタジオには基本的にどこでも撮影アイテムが置いてあることが多いです。
小物ですね。例えばメガホンや人形、手錠やグラス等。
使いたい物がスタジオにも置いてない場合もあるので、一応なるべくは自分で用意しておいた方が良いでしょう。
あとはメガネや札束、チュパチャップスなども人気ですし、ペットと一緒に撮影する人も多いです。
自分一人で撮るのに飽きた人や、ネタ切れの人、不安な人はアイテムを使ってみると良いと思います。
まだ誰も使ったことない小物を使うことで、より目立つことができるはずです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
撮影するにあたって上記の項目を最低限知っておけば比較的良い撮影ができると思います。
尚、それ以外でただひとつ言えることは楽しむことです。
撮影は楽しむものです。そして、正直それが一番の撮影の秘訣と言っても良いかもしれません。
この部分は案外忘れがちなのでそれは忘れないようにしておきたいところです。
それでは今回はこの辺でノシ
皆さん良いお水ライフをっ!!!
レッツ!水商売っ!!(^_-)-☆